二日目。

7月26日 この日も快晴。久方ぶりのテントサウナ。明け方はやたら冷え込んだのに。風呂に入って、カップ麺とビールの朝食。人間として間違ってる感じがいいですね。 会場に向かうと、吉野の叫びが聞こえてくる。それを尻目にホワイトへ向かうと今度は、凛とし…

7月24日 今年の忙しさのせいで、今年は前夜祭には参加できず。木曜の夜に東京へ飛び、新橋の漫喫で夜を明かす。新橋の駅を出て最初にかけられた言葉は「オニイサンチョトイイコトシテカナイ?」だった。「ちょっといいこと」? 明日からの三日間より楽しいの…

ええと。半年振りに近いですか…。僕は生きてます。仕事が忙しくてなんともはやという感じでして。 とりあえずフジに行ってきましたよ。なんやかんや生きてるうちに、もう今年で9回目のフジ。まぁ去年は行ってないに等しいので実質8回目だが。今年は二日目…

犬村小六『とある飛空士への追憶』 ≪評価:4≫

というわけで、さらさら読めるものを適当に物色して。いくつかのサイトで好評価でよさそうだったので。 うむ、非常に適度に上手くまとめられたボーイミーツガールもの。戦時中に、皇子の婚約者(すんごい美人)=次期皇妃を首都に避難させるために彼女ととも…

仕事にヒィヒィです。でもとりあえず今年の夏にはマイブラが見れることを希望にして。と、都市型フェスのジザメリとスピリチュアライズドとウェラー先生とXLとヴァーヴなんて全然くやしくないんだから!

鳥飼否宇『官能的』 ≪評価:4+≫

いやぁ鳥飼否宇のスタンスっていいですね。 短編三本+それらを繋ぐ一本という、一時期、創元社がお得意としていた連作短編集。それぞれのタイトルがカーのオマージュになっている(そういえば『密室と奇跡』にも書いていましたね)。とりあえず手法的な点で…

道尾秀介『ラットマン』 ≪評価:4≫

あぁ、シンプルでいいミステリを読みました。以下、構造を簡単に。

汀こるもの『パラダイス・クローズド』 ≪評価:2≫

正直、こういう作品には評価は辛くなるよ。「本格ミステリを打ち倒そうとする新人」云々という帯の言葉を、あの有栖川が書いていることからもわかるように、「本格」という枠を何ら抜け出すものではない。これは単に枠組みの一段上に立っているように見える…

ひゃー。一ヶ月も更新なし。最近、ようやっと読めたものの感想を簡単に。とりあえず今のところベッドの横に積んでいるのは『官能的』と飛鳥部、円城塔の新刊なのだが、いつ読めるのだろう…。『犯罪ホロスコープ』はちびちび読んでるんだけど。 最近、聴いた…

大掃除で正体不明のビデオが大量に出てきて、見ないと何が入ってるかわからず、一本見てみるとイーストウッドの『ガントレット』だったのでそのまま最後まで見てしまう。どう考えてもラストのバスシーンは素晴らしいですね。

三雲岳斗『少女ノイズ』 ≪評価:4≫

長編と思ってたら短編集でビックリ。ま、僕が悪いんですが。 とりあえず三雲岳斗のミステリとしては久しぶりなんじゃないだろうか。個人的にこの作者の書くミステリは、バランスはいいけれど変に落ち着いちゃったものという印象で(だからまぁ今までに読んだ…

貫井徳郎『愚行録』 ≪評価:2+≫

年末に大掃除をしていたら、本棚の奥から転がり出てきたので読了。帯に『慟哭』『プリズム』に次ぐ第三の衝撃、みたいなことが書いてあるのですが、まぁうん、ね。 ひとまず構成は全編、インタビュー形式(とは言ってもインタビュアーの言葉はなし)で、そこ…

ひとまず、2008年も始まりました。今年もたくさんの良い本と音に触れられることを願って。 で、正月休みに読んだ本の簡単な感想でも。

あぁ今年も終了。今年はいろいろと環境が変わって大変でした。アウトプットがなかなかできないというのは忸怩たるものがありますが、来年からはもう少し要領よくやっていく予定。今年は音を摂取できていないので今年の音を挙げるのは止めておきます。ひとま…

石持浅海『温かな手』 ≪評価:4≫

以前にアンソロジーで、「陰樹の森で」を読んだ際には結末で石持の悪いところと個人的に感じている部分が出ていると思ったんだけれども、こうしてシリーズがまとまってみると、別にそっちに引き寄せて考える必要はないなと。この人間以外の知的生命体による…

いつのまにやらもう年末。あれまぁ。

エムワンを見て

これを見ると今年も終わりだなと感じる今日このごろ。 笑い飯 ボケを降りる降りないはちょっと新しい。ネタを詰め込まずに一つのネタで押していった分、すっきりした感じ。その分、盛り上がりは低くなったような。ただやっぱりここ数年哲夫の空回りが目立つ…

伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』 ≪評価:4≫

ふむ。前評判の良さにたがわず、見事なエンターテインメントでした。伊坂という作家に触れられる際に持ち出される要素が見事なまとまりを見せていて、確かにちらほら(?)と見られる集大成という言葉にも納得したくなる。作品内時間の扱い方やモラトリアムの…

ええとミステリ関係者の某吉野さんの昨日の日記が逃げ道の確保に見える。

西尾維新『不気味で素朴な囲われた世界』 ≪評価:2−≫

西尾維新の問題作、傑作、ふざけんな作、と人によって感想はもちろん異なるだろうけれど、とりあえず『クビシメ』に続いて話題となった『きみとぼくの壊れた世界』と同じ世界を舞台にした(と思われる)、しかし別物の作品。とりあえず感想としては、んー、…

ぬーん、ダメだ。ペースがつかめん。

仕事に忙殺される日々。年末までの辛抱。 でも野球の五輪予選はしっかりチェックする自分。とりあえずあれだ、ペナントではほぼ見れなかった上原と成瀬のピッチングが見れてよかった。二人のコントロールの良さはすごかった。特に上原。国際球が合わないとい…

ミニコメ

最近、とんとごぶさたになりつつある感想。 『硝子のハンマー』貴志祐介 ≪評価:4−≫ 仮説を出して組み立てては捨て、の繰り返しがまっとうに堅実に行われていて、安心して読み進められる。いわゆる「手筋のいい」本格。探偵役をタイプ的に二人に分けたのも○…

いやぁ三連休の前日の夜って素晴らしいね。久しぶりにがっつり飲んだ。明日は久しぶりに買い物に行こう。冬ものを買おう。本も買おう。で、家でゆっくり本を読もう。

ちまたで噂、なのかどうかは知らないけどポップにそれらしきことが書いてあったのでたぶんそうなんだろう、の9ミリ弾丸のフルアルバムを視聴。ん〜、なんだか言われてるほどキテレツな感じとは思えず、歌謡曲っぽさを残したメロディのギターロックでアレンジ…

新刊

『ユリイカ 2007年11月臨時増刊号』 『不思議の足跡』 『ユリイカ』はいわずとしれたジョジョ特集。なんか感想見てまわると、荒木飛呂彦×斎藤環×金田淳子の座談会がボロクソ言われてて笑った。つまりは金田淳子が延々、誰と誰ができてて、みたいな腐女子的妄…

そういえば、今度の「ファウスト」に筒井康隆が書くらしい。ん〜、いつもの筒井作品に挿絵つけるだけじゃないの? 読まないと何とも言えないけど、なんかそろそろ種切れのような気がしてきた。佐藤は念願だった「純文学」界隈に引きずられてるし、舞城はなん…

新刊

『秘密の動物誌』ジョアン・フォンクベルタ/ペレ・フォルミゲーラ 『風の歌、星の口笛』村崎友 『硝子のハンマー』貴志祐介 『紳士ならざる者の心理学』柄刀一 『左90度に黒の三角』矢野龍王 『秋の牢獄』恒川光太郎 『刀語 第十一話』西尾維新 『不気味で…

http://mainichi.jp/select/person/news/20071112k0000e060090000c.html 合掌。 今日はこの作家を知るきっかけとなった「高天原の殺人」を久しぶりに読み返そうか。

KEMURI @ ZEPP SAPPORO

土曜日にKEMURIの(こっちでの)最後のライブに行ってきた。なんだかんだでKEMURIは好きだったのだ。当時、ランシドが好きだった自分はその流れでKEMURIを聴くようになって、1st、2ndが出た頃は本当によく聴いてた。その後は新譜もぱったりと追いかけなくな…