twitter始めました。うそ、正確にはしばらく前から始めてました。 http://twitter.com/uneempreinte 音楽の話も本の話もたいしてしてません。にゃふー。

さぁさぁ今年も夏が終わってしまったよ。くそやろう。 1日目(8月14日) 今年もバス待ちの列を尻目にタクシーに乗り込む。少しでも早く行くのである。運ちゃんが、フジに行く際のフェリーで捕まったおっちゃんに顔もしゃべりもその内容もそっくりで一人で笑…

7月23日〈前夜祭〉 二年ぶりの前夜祭。去年、寝過ごした友人と先に飲み始める。ラムを飲んで寝出したので期待していたのに、直前にあっさり起きる友人。ちっ。飲みつつ、Rafvenやらインスペクターさんを後方でのんびり眺める。うむうむ良い良い。適当に切り…

フジの感想は書きます。でもまだ一日目しか書けてません。先にエゾ書く。フジの2、3日目も書きますよ。

The Feeliesの1stのリイシューが死ぬほどかっこいいんですけども。失禁ものだわ。Tyondai Braxtonなんか目じゃねぇ。二本のギターの絡み合いが素晴らしすぎる。さらにその後ろで叩かれてるドラムの、真似出来ないようなスカスカっぷりといったら。必聴もの。…

この前、友人に怒られたので埋め合わせでR-1の感想でも。○夙川アトム とりあえず業界用語を把握してないと、面白さが業界用語を話す胡散臭い人っつー最初の紹介止まりになって問題外。○岸学 考えてるのはわかるけど、モノマネって以上、展開が決まってくるよ…

奨学金デモの話。主張の内容とかを詳しく調べたわけじゃないけど。 奨学金、学費、ともに問題があることだけどそこは分けて考えるべき。でも国公立に行けば?とか免除は?てな批判は1/4くらいしか当たってない。国公立でもそれなりに高い(年60万弱)し、免…

INU『メシ喰うな!』 ≪評価:5≫

いわずとしれた町田康、否、町田町蔵率いるバンドの名作。実家の整理をしてると飛び出してきたので久しぶりに聴く。北澤組と組んで出したCDほどに歌詞に独自性は見られないものの(やはり『腹ふり』はすさまじい)、やはりところどころに顔を覗かせる町田節…

相対性理論『ハイファイ新書』 ≪評価:5≫

『シフォン主義』で一躍、有名になった彼らの新作。とりあえず「LOVEずっきゅん」をニヤニヤしつつ聴いていたらいきなりギターやベースが跳ね出す後半の展開にやられてしまって、「スマトラ警備隊」で彼らを全肯定することになった僕ですが、今作はそうした…

東浩紀のエントリでなんだか盛り上がってるようで。とりあえず1から3までは立ち位置的にも論理的なことを言ってるとは思うけれど。そのことに問題があるかどうかはさておき。4,5についてはナイーブなことを言っているなぁという。まぁそれが近年の東じ…

初野晴『退出ゲーム』 ≪評価:4+≫

ふむふむ、ほうほう。実に真っ当かつ満足度の高い作品でした。 全四編から成る短篇集で、最初の二編は小手調べといった感はあるものの、解決に至る推理の前提となる部分のロジックが話を展開させる絶妙なフックとなっていて小気味良い。続く「退出ゲーム」は…

ソウル・フラワー・ユニオン『カンテ・ディアスポラ』 ≪評価:≫

前作より三年振りの新譜。以下は放言。 思えばSFUの活動は、マージナルな存在への注意の喚起という大きな軸の周りを回転してきたわけだけれども、初期においてはそれがともすれば彼らの表象=代理を行ってしまうという、例えばスピヴァクが真っ先に噛み付き…

東野圭吾『聖女の救済』 ≪評価:4≫

上手い。前作にはインパクトという点では劣るものの、なかなかの大技トリックを見事に長編に仕立て上げている。ドラマ(及び映画)における設定をさらりと取り込む辺りもまた上手い(ただ福山云々の部分はあざとすぎる気も)。しかし何より今作は構造的に前…

ミニコメ

・東野圭吾『流星の絆』【評価:3−】 この作家にとってはアベレージか。もう少しメロドラマに対する距離感が欲しかったところ。逆にそここそがドラマ化の要因か。事件の真相に関しては程よい距離感≒ドラマに奉仕させない真相が取られていて○。・東野圭吾『…

連休ということで帰省したのはよいが病床の自分。

あれ、夢中夢の新譜、1stより断然いいかも。散漫とか言ったのは誰だ。

夢中夢『イリヤ―il y a―』 ≪評価:4−≫

前作『夢中夢』以来、二年振りの2nd。ひとまず一聴した感じだと、前作よりも音楽性の幅は大きく広がってるなぁと。メタルやらクラシックやらポストロックやらを混ぜ合わせた音という点は前作から変わってないけれど、割と静と動の対照一辺倒で、退屈に感じら…

ZAZENの新譜を聴いて、もやもやとする。どうなんだこれは。とっちらかったものをまとめる強いものがないような。54-71の新譜を聴いて、にやにやとする。初期のFUGAJIから音を抜いていったようなストイックな曲。これは強い、ね。 でもとりあえずはneco眠ると…

後藤和智『お前が若者を語るな!』

パラパラと読む。ま、著者が問題にしていることはわかるし、確かに枠組みありきの立論や、実証性が必要にも関わらずそれがないものなどは批判されてしかるべきだろう。ただまぁそれだけで全部批判した/できたことにはなんないよなっていう。実証性が必要な…

彼岸だから墓参りに行かないといけない。人が多いのがイヤだ。

恩田陸『夜のピクニック』 ≪評価:2+≫

ふむ、長い間、放置していたのをなんとはなしに読んでみた。文庫もすでに出ているけれど、読んだのはハードカバー版なので、画像もそれに準じた。ある目的地までの距離と、主要人物の心理的距離を重ね合わせる、つまりはいわゆるメロドラマ的設定を恩田陸ら…

アマゾンをぶらぶら眺めていて気付いた。ミシェル・フーコー講義集成〈8〉生政治の誕生 (コレージュ・ド・フランス講義1978-79)作者: ミシェルフーコー,Michel Foucault,慎改康之出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/08/01メディア: 単行本購入: 1人 クリ…

柳広司『ジョーカー・ゲーム』 ≪評価:4≫

「スタイリッシュなスパイ・ミステリー」。帯に書かれた言葉が見事にこの作品を表していると思う。何より、「魔王」と呼ばれる結城という人物及びその造形が、各短編それぞれにおいてミステリ構造や影響関係を統括していて(「魔都」には出てこないが)ブレ…

古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』 ≪評価:3−≫

近年、巷で大人気、かどうかは知らないけれど、やたらと評価されているように感じる作者の、一応は出世作というか知名度を上げた作品となるのでしょうか。戦争の世紀でもある二〇世紀を軍用犬の歴史として描きなおした作品。んー、全体としては微妙、ただ面…

門前典之『浮遊封館』 ≪評価:3−≫

" title="浮遊封館" class="asin"> こちらも久方ぶり。自費出版の『死の命題』を除けば、『建築屍材』に続く、7年ぶり(?)のデビュー第二作。一言でいえばバカミス。しかしまぁ帯にある「怪作」という言葉が似合うか。そもそも作者にあまりトリックを隠そ…

谺健二『肺魚楼の夜』 ≪評価:3−≫

こちらは久方ぶりですね。『未明の悪夢』以来、一冊を除いて、繰り返し阪神大震災後の神戸を舞台に本格ミステリを書き続けてきた作者による新刊。やはり神戸が舞台、しかも『赫い月照』に続くシリーズもの。 端的に言って、メインとなる事件とその解決は一時…

詠坂雄二『遠海事件』 ≪評価:4≫

『リロ・グラ・シスタ』でなんというか微妙な曲者っぷりを見せた著者による第二作。こちらはまぁなかなかに手が込んだ作品であり、前作よりも楽しめるものでした。前作でも読者に驚きを与えるトリックを複数、準備し、それらを上手く組み合わせていましたが…

久方ぶりに感想でも書くよ。

今年の夏フェス終了。はぁ・・・。 一日目(8月15日) 七時に最寄り駅から友人とタクシー使用。入場待ちの列に。毎年思うけど、ここの入場方法ってどう考えても失敗してると思う。ずっと変わんないので、このままいくんだろうけど。待ってる間も雨が降ったり止…

三日目。

7月27日 あっという間のフジ最終日。風呂を借りた民宿では、子供がツイスター一人遊びに興じておりました。微笑ましい。 とりあえずMONOを見る必要があるので、さっさとところ天国でバーガー朝食。と思いきや長蛇の列なので、あきらめてビール。というか、昨…