2004-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『星の牢獄』買ってきました。 パッと見たところでは神戸の震災のことは絡んでこないのかなと思ったけど、やっぱり舞台は神戸。 まだほんの最初しか読んでないので震災がどう絡んでくるかはわからないけど、とりあえず非常に面白そうだ。 70pほどだけど、も…

『星の牢獄』谺健二

昨日、一言笑い飯って書いただけやのにそこからのアクセスがすごいことになってるよ! てなわけでせっかくだし彼らについて。いや一昨年、去年とM1では惜しかったですね。 ただあまりにも当たり外れが激しいかもなぁと。 去年のM1の準決勝かな?のネタはす…

おとつい、京極夏彦『後巷説百物語』が直木賞受賞したことに関してシリーズものの最終作(単独でもある程度読めるけれど)を受賞作とすることはどうなのかなぁということを書いた。でも杉江松恋氏のサイトの1月17日の日記を読んでなるほどと思う。まだ最初の…

『フォックスの死劇』霞流一

バカミス代表作家?の霞流一の第二作。彼の作品を読んでいつも思うのは、笑えない、の一言につきる。ほぼ全ての作品に抱腹絶倒だとか笑える作品ということが書いてある。作品中の人物や彼らの行動なんかも明らかに受けを狙っているけどそれらが悉く面白くな…

『十八の夏』光原百合  

第55回日本推理作家小説協会賞(短編部門)受賞作である表題作が収録された短編集。「花」をモチーフにしたシリーズとのことだが、連城三紀彦の「花葬」シリーズを意識したのかなぁ。表題作からは少しそんな印象を受ける。 「十八の夏」 序盤の「日常の謎」…

古本

『スウェーデン館の謎』有栖川有栖 『夜想曲』依井貴裕 『試験に出るパズル』高田崇史 『モーツァルトは子守唄を歌わない』森雅裕 『ウロボロスの波動』林譲治 『フォックスの死劇』霞流一 『十八の夏』光原百合 久しぶりなだけあってそれなりの収穫。霞はあ…

新刊

『豆腐小僧双六道中』京極夏彦 『「宝石」傑作選』 『乱歩全集 新宝島』江戸川乱歩 京極は下手すると直木賞受賞の帯に変更されるので急いで。にしても乱歩全集がドラマの帯にならなくてよかった。

今日は一日家にいたのに妙に忙しい一日。 やっぱり実のあることをしてると実感が違うということか。

『モーツァルトの子守歌』鮎川哲也  

まだ半分ほどしか読めてないけど。三番館シリーズについて。やはり全体としてレベルは高い。一つ一つを見ていくと初期のもののほうがいい出来かもしれないが、後期も充分レベル自体は高いだろう。初期はなかなか凝ったトリックなんかがあったりして充実して…

なんとか発表も終了。いきなり教授が体調不良で教授なしの授業に。なんか研究会みたいな感じでおもしろかった。ホブズボウムの『創られた伝統』を読んだんだけど、みんなひっかかるところはやはり同じようだった。というか内容云々よりもまず訳がひどい。訳…

ZAZENBOYSとナンバガの違い。僕にとってそれは、たぶん田淵ひさこの存在の有無。僕は彼女のギターが好きだ。ZAZENは向井とアヒトのバンドでもあるし、土台はナンバガと同じといっていいと思う。(もちろん日向秀和のベースも存在感はあるけど)でもそこに彼…

ところで最近冬に行われるロックフェスティバルらしきものが増えてますね。あれは一体どうなんだろう。というかソニックマニアの趣旨がよくわからない。だって一目見たらわかるようにへヴィロックとかミクスチャーのバンドが多い。(正確にはわかんないけど…

『太陽の塔』森見登美彦  

第15回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。以前、書店でブラブラしてる時に見つけたもの。 「何かしらの点で彼らは根本的に間違っている。 なぜなら私が間違っているはずがないからだ」 この紹介文を一目見て面白そうと思って即購入。帰りの電車で読み始めた…

襲撃

朝にいきなり親から電話がかかってくる。なんと下宿に今から向かうとのこと。全く、どうしていきなりそんなことを…。とりあえずあまり見られたくないものを慌てて片付ける。彼女の枕とか歯ブラシとか。別に知られて困るわけじゃあないが、そうなるとあれこれ…

ピーズ

今日はなぜか突然ピーズが聞きたくなった。すぐにコンポにCDをつっこんで「シニタイヤツハシネ」を聞く。この曲を聴くといつも凹んでしまい、このままじゃだめだ何かをしなきゃという気持ちになる。でもその一方でもうどうしようもねぇという気持ちも出てく…

今日こそはまじめに発表用のレジュメを作るつもりだったのだが。気がつけばだらだらとしてしまっていた。いかんいかん。明日こそはちゃんとやらなければ。まぁ一応、今日少しまとめにかかったから大丈夫でしょう。いやしかし座禅ぼーいずで来る人が多いです…

『四季 秋』森博嗣 

四季シリーズ第三作。今作では四季の視点からではなく主に萌絵の視点から書かれる。しかし『すべてがFになる』から七年後かぁ。『春』や『夏』のようにミステリ色は薄め。ただシリーズを通しての謎がはっきりといくつか明らかにされるのでシリーズ読者は必読…

小谷美紗子『Then』

ここ最近、家では邦楽をずっと流している。小谷『Then』とオザケン『刹那』、それにRCサクセション。その中でも夜から夜中には小谷美紗子がしっくりくる。彼女の音と歌詞に身を任せていると深く深く夜に沈みこんでいく自分がいる。そして何とはなしに手にす…

ZAZEN BOYS『ZAZEN BOYS』

友達に改めてZAZEN BOYSを聞かせてもらう。確かにこれは向井のしたい方向に振りきれてるなぁ。おそらくナンバガの時には向井のやりたいことにバンドっていう形態と他のメンバーとの兼ね合いなんかである程度ブレーキがかかってて、ポップになってた。もうナ…

『QED 龍馬暗殺』高田崇史  

年に一度の「QED」。帰宅してから早速読んでみる。毎回、殺人事件に絡めて歴史上の真実を暴き出すこのシリーズ。今回は「龍馬暗殺の黒幕は?」というものだがいまいちのめりこめなかった。前回の『竹取伝説』が非常にいい出来だったので期待が大きすぎたかも…

お買い物

行ってきましたよええ二日連続で。今日はさすがに講談社ノベルスも並んでたのでよかった。てなわけで早速購入。昨日のメモの内、一冊しか買ってないのは秘密ということで。あ゛あ゛あ゛流水買っちゃったよ。『カーニバル』を読みきるのも息絶え絶えだったっ…

新譜

THE PILLOW TALK 4『PILLOW TALK MODULATION』

新刊

『QED 龍馬暗殺』高田崇史 『四季 秋』森博嗣 『彩紋家事件 前編』清涼院流水 『あなたの人生の物語』テッド・チャン

小谷美紗子『Then』とRCのベスト盤。小谷はやっと買えた。もう2年くらい買うぞ買うぞと思っててようやく購入。でも最新作『night』はCCCDだったので購入見送り。じつにいただけない。RCはなんとなく「スローバラード」とか聞きたくなったので。いやぁ懐かし…

新譜

小谷美紗子『Then』 RCサクセション『GOLDEN・BEST』

新刊

『黄金色の祈り』西澤保彦 文庫版

『鏡姉妹の飛ぶ教室』

感想に付け足すなら佐奈は言ってみれば「死ぬように生きて」るんだろうな。存在していると同時に存在していない。それは仮にコピーを使ってたとしても変わらない。うーんつまりこの物語ではどうにも中途半端なままだった(存在を示せなかった)佐奈は存在し…

「はてなダイアラーが選ぶ名盤100選」

発見。おもしろそうですね。何より百人と限定されてるから、これがなんで入ってないんだよ!とかそういう展開が楽しめそう。時間があるときにゆっくり読むつもり。ほんとにざっと題だけ見た感じ、日本の人が多いかな。でも挙げられてるのは千差万別。本と同…

小沢健二『刹那』購入。ほんとならポラリスの2ndも欲しかったけどHEPの上のとこに置いてないという暴挙。タワレコとか行くのはさすがに時間がためらわれたのでこれのみ。しかしオザケンなんて久しぶりだ。何年も聞いてなかった気がする(この前、発売された…