2007-01-01から1年間の記事一覧

あぁ今年も終了。今年はいろいろと環境が変わって大変でした。アウトプットがなかなかできないというのは忸怩たるものがありますが、来年からはもう少し要領よくやっていく予定。今年は音を摂取できていないので今年の音を挙げるのは止めておきます。ひとま…

石持浅海『温かな手』 ≪評価:4≫

以前にアンソロジーで、「陰樹の森で」を読んだ際には結末で石持の悪いところと個人的に感じている部分が出ていると思ったんだけれども、こうしてシリーズがまとまってみると、別にそっちに引き寄せて考える必要はないなと。この人間以外の知的生命体による…

いつのまにやらもう年末。あれまぁ。

エムワンを見て

これを見ると今年も終わりだなと感じる今日このごろ。 笑い飯 ボケを降りる降りないはちょっと新しい。ネタを詰め込まずに一つのネタで押していった分、すっきりした感じ。その分、盛り上がりは低くなったような。ただやっぱりここ数年哲夫の空回りが目立つ…

伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』 ≪評価:4≫

ふむ。前評判の良さにたがわず、見事なエンターテインメントでした。伊坂という作家に触れられる際に持ち出される要素が見事なまとまりを見せていて、確かにちらほら(?)と見られる集大成という言葉にも納得したくなる。作品内時間の扱い方やモラトリアムの…

ええとミステリ関係者の某吉野さんの昨日の日記が逃げ道の確保に見える。

西尾維新『不気味で素朴な囲われた世界』 ≪評価:2−≫

西尾維新の問題作、傑作、ふざけんな作、と人によって感想はもちろん異なるだろうけれど、とりあえず『クビシメ』に続いて話題となった『きみとぼくの壊れた世界』と同じ世界を舞台にした(と思われる)、しかし別物の作品。とりあえず感想としては、んー、…

ぬーん、ダメだ。ペースがつかめん。

仕事に忙殺される日々。年末までの辛抱。 でも野球の五輪予選はしっかりチェックする自分。とりあえずあれだ、ペナントではほぼ見れなかった上原と成瀬のピッチングが見れてよかった。二人のコントロールの良さはすごかった。特に上原。国際球が合わないとい…

ミニコメ

最近、とんとごぶさたになりつつある感想。 『硝子のハンマー』貴志祐介 ≪評価:4−≫ 仮説を出して組み立てては捨て、の繰り返しがまっとうに堅実に行われていて、安心して読み進められる。いわゆる「手筋のいい」本格。探偵役をタイプ的に二人に分けたのも○…

いやぁ三連休の前日の夜って素晴らしいね。久しぶりにがっつり飲んだ。明日は久しぶりに買い物に行こう。冬ものを買おう。本も買おう。で、家でゆっくり本を読もう。

ちまたで噂、なのかどうかは知らないけどポップにそれらしきことが書いてあったのでたぶんそうなんだろう、の9ミリ弾丸のフルアルバムを視聴。ん〜、なんだか言われてるほどキテレツな感じとは思えず、歌謡曲っぽさを残したメロディのギターロックでアレンジ…

新刊

『ユリイカ 2007年11月臨時増刊号』 『不思議の足跡』 『ユリイカ』はいわずとしれたジョジョ特集。なんか感想見てまわると、荒木飛呂彦×斎藤環×金田淳子の座談会がボロクソ言われてて笑った。つまりは金田淳子が延々、誰と誰ができてて、みたいな腐女子的妄…

そういえば、今度の「ファウスト」に筒井康隆が書くらしい。ん〜、いつもの筒井作品に挿絵つけるだけじゃないの? 読まないと何とも言えないけど、なんかそろそろ種切れのような気がしてきた。佐藤は念願だった「純文学」界隈に引きずられてるし、舞城はなん…

新刊

『秘密の動物誌』ジョアン・フォンクベルタ/ペレ・フォルミゲーラ 『風の歌、星の口笛』村崎友 『硝子のハンマー』貴志祐介 『紳士ならざる者の心理学』柄刀一 『左90度に黒の三角』矢野龍王 『秋の牢獄』恒川光太郎 『刀語 第十一話』西尾維新 『不気味で…

http://mainichi.jp/select/person/news/20071112k0000e060090000c.html 合掌。 今日はこの作家を知るきっかけとなった「高天原の殺人」を久しぶりに読み返そうか。

KEMURI @ ZEPP SAPPORO

土曜日にKEMURIの(こっちでの)最後のライブに行ってきた。なんだかんだでKEMURIは好きだったのだ。当時、ランシドが好きだった自分はその流れでKEMURIを聴くようになって、1st、2ndが出た頃は本当によく聴いてた。その後は新譜もぱったりと追いかけなくな…

結局、去年とは完全に逆の形だった今年の日本シリーズ。とはいえ去年の中日はチグハグなりにヒットが出てたけど、今年の日ハムは全く打てなかったのが全てか。今日の8回での山井の降板には賛否両論というか反対の方が多いかもしれないけど、まぁありと言え…

最近、この辺りしか聴いてない。ベタベタに定番で。やっぱりギターていいね。 ギターのはね具合がもう。クーラじゃなんだかんだ言ってこの曲が一番好き。 今年の新曲でベスト3入り決定。ツボを押さえすぎだ。 これインストver.か。歌付きはベストの一曲目に…

新刊

『リベルタスの寓話』島田荘司 『不気味で素朴な囲われた世界』西尾維新 『天帝の愛でたまう孤島』古野まほろ 『久生十蘭「従軍日記」』久生十蘭 『劇場の迷子』戸板康二 『ずっとお城で暮らしてる』シャーリィ・ジャクスン 『悪魔はすぐそこに』D・M・デヴ…

買ったはいいものの時間がなくてほっておいたテルミンをCSを見ながら作成する。これやっぱアンプに接続しないとダメだなぁ。音が小さすぎる。

仲俣暁生が「文壇の政治性」とやらについて云々言っているけれど、すでにそれへの批判がいくつかあって頷けるところが多い。自分がとりあえず思うのは、仲俣が行っているのは「文学」と「文壇」を切り離して「文壇」を攻撃することで、結局「文学」を延命さ…

id:learn310クンがようやっとperfumeの素晴らしさに気付いたようだ。一緒にペリカンのライブに行ったときには「ポリリズム」のシングルを買った僕を小バカにしつつ、「いやどうかと思ったけど、ACの宣伝見てたらちょっとはまったわ」なんていう微妙なフォロ…

「鏡地獄」の再現は、割と地味なものだったように見えるけれど、なかなかに興味を引くものだった。もう一人の自分が実際に生まれるなんて! 鏡と分身という主題のはっきりとした登場は興味深い。

テレビというものを最近では滅多に見ない自分だけれど、それでもネプ理科と驚きの嵐はなかなかに素晴らしい番組だと思うけれど、ネプ理科は先日ゴールデンでやったかと思えば番組終了だそうで、今度SPをする驚きの嵐も終了しないか心配だけれど、今度のSPで…

有栖川有栖『女王国の城』 ≪評価:4≫

江神シリーズ新作ついに刊行。というのはどこのブログでも言われてるのでさておき。 やはりここまで刊行時期が開いてしまうと、どうしても不安になるわけですが、ひとまずはそれが杞憂に終わる作品だったと思う。「新本格」における有栖川とは、やはり江神シ…

新刊

『沢田マンション超一級資料』加賀谷哲郎 お金がないので『大人の科学』『奇想遺産』が買えなかった。

BATTLES @ 心斎橋 CLUB QUATTRO

念願(?)のBATTLESライブに行ってきたーだよ。簡単に思ったことを。よかったけど、ちょっと微妙でもあった。正直に言って最新アルバムがそこまで好きじゃない、というか聴いていくと、これかっこいいけどBATTLESじゃなくてもできるよなと思っている自分がい…

新刊

『女王国の城』有栖川有栖 『有頂天家族』森見登美彦 『よつばと!⑦』あずまきよひこ 『黒博物館 スプリンガルド』藤田和日郎 ついに江神シリーズ第4作が刊行。500pの2段組という大作。半分ほど読了。森見の新刊は若干、毛色の違う感じ。狸たぬき。 よつばと…

日ハム、ペナント優勝。 素直に素晴らしい。何が素晴らしいかというと、打線では、ほとんどの人間が言うように3割30本がほぼデフォルトである小笠原とムードメイカーでありセンターラインの要の新庄という2枚看板が抜け(もちろん3番は稲葉が埋め、新庄の代…