読書

ひぐらし推理

とは言うもののわっかんねー。基本的に「祟り」=超常現象という解決では、何でも有りになりかねないので、やはりここは人間犯行説を取りたいところ。でもそれってありうるのか? まぁいいや。プレイしながらポイントと思ったのは、やはり魅音/詩音という双…

今さらだけど『ひぐらしのなく頃に』をやっているわけですよ。これが面白くてやめられないわけですよ。や、実は『ファウスト』のインタビューに合わせて買っていて、でもやるのに時間かかりそうで辞めていて、そのうち忘れ気味になっていたのですよ。で火曜…

年間ベスト

そろそろ年間ベストの時期に差し掛かってるわけですが。今年はかなり低調の本格ミステリ界ですね、と。とりあえず本格ミステリとして印象に残ってるものは瀬名、麻耶、東野、北村、柄刀くらいか。ランキングとしてはこれに石持が加わるんだろな。あと米澤と。

ミステリと”偶然”

〈黒い水脈〉=四大奇書に連なる第五の奇書! 今月の講談社ノベルスに山口雅也『奇偶』がありますね。これの帯がなかなかすごい文句を並べてあるわけです。いやこれは別にどうということもないんですが。ミステリにおける偶然というのはかなりの勢いで禁じ手…

結局、5巻まで読了。シリーズ読み切った。むぅ、やはり概ね良質なシリーズ。 さっきからどっかの飲み屋の前でHGの真似してフォ〜フォ〜言ってる馬鹿共がいる。死ねよ。

霧舎の新刊、『平井骸惚〜』の3巻4巻も読了。田代裕彦はいいすね。特に4巻はなかなかに。

真保裕一の『奇跡の人』を読んだ。つまんねぇ。主人公が気持ち悪い。 『猫丸先輩の空論』はこのシリーズらしくアベレージ。

『デカルトの密室』を読んでるところなんですが。デカルト、ヴィトゲンシュタイン、言語ゲーム、物語、外部の視点・・・。なんて柄谷的なんだ!かなり読み応えがある作品だけど、これはきちんともう一度最初から読み直してみるべきだな。

マンガ

『チーズスイートホーム』は猫好きにはたまらない。猫飼いたひ。デスノは二部に本格突入。

歌野の新刊やら何やらも読了。感想は・・・あんま書く必要がないようにも思うけど。ま、明日とか暇なら。

『恋愛函数』『透明な一日』『トリックスターズ』等々読了。 北川歩実という作家は僕にとって何とも奇妙な作家で、はっきりいってそんなに面白いと思えないんだけど、扱ってる題材であるとか物語の構図を反転させることにやたらと拘る姿勢なんかは妙に気に掛…

ネットで絶賛の嵐の米澤の新刊は読了。確かに面白かった。ミステリフロンティアの次作も楽しみ。時間できたら感想書く。

Bookshelf Baton

コンバンハチキンカレーヨ再さんで見かけて答えたくなったので。 ○部屋にある本棚の数 とりあえず天井までのが二つにカラーボックスくらいのが二つ。あと衣装ケースに入れてるのが二つ。実家は書斎の壁一つ分。○今読んでいる本 東川篤哉『館島』○最後に買っ…

『六月六日生まれの天使』『異説本能寺 信長殺すべし』読了。 後者はん〜、さすがに『成吉思汁の秘密』とかに比べると今一つだった気がする。 前者は寝る前に半分寝ながら読んだから後半が頭に入ってない。もう一度読まないと。

本格ミステリ大賞

今年度の本格ミステリ大賞が今日決定した模様。 小説部門では『生首に聞いてみろ』、評論部門では『天城一の密室犯罪学教程』が受賞。 やはり法月か。まぁ麻耶か法月のどっちかだと思ってたけどね。 評論部門もまぁ”想定の範囲内”です。これか『子不語の夢』…

明日は『弥勒の掌』と『痙攣的』『最後の審判の巨匠』買う。メモ代わりに。 そういえば古処誠二の『少年たちの密室』が『フラグメント』に改題されて新潮文庫から出てるらしい。もうそっち方面に行ったきりなのかね。ミステリでもいいの書くと思うんだが。あ…

そういえばそろそろ今月のミステリフロンティアと本格ミステリマスターズ出るよね?きっついなぁ。お金ない。マスターズは確か次、我孫子だっけか。綾辻や法月や麻耶がなんやかやと言われながら実は我孫子もほとんど本を出していない件について。

読了本

更新が鈍っておりますが。その間に『平面いぬ。』乙一、『ガラス張りの誘拐』歌野、『僕の殺人』太田忠司、『ヴァンパイヤー戦争 1〜3』笠井、『鏡姉妹の飛ぶ教室』佐藤友哉、『獄門島』『本陣殺人事件』横溝、をとりあえず読了しております。随時、感想を書…

『月読』の感想に四苦八苦。果たしてこれは本格ミステリと読んでいいのだろうか。

今月の講談社ノベルス

いやいやいや。今月はすさまじいですよ。浦賀に北山に佐藤に西尾なわけですよ。みんなよさげ。 「よう―俺の敵」“世界”を、そして“物語”を終わらせるため、「ぼく」こと“戯言遣い・いーちゃん”に「狐面の男」はささやく。キーワードは、加速。そして、世界の…

yoshiの『もっと、生きたい』要約しますた

http://book3.2ch.net/test/read.cgi/books/1104052371/31もしかして出版社を抱え込んでの壮大なツリでつか?

『第三の時効』横山秀夫 『悪意』東野圭吾 『続・推理冴子のお見合いと推理』山口雅也 『霧舎巧傑作短編集』霧舎巧 『異人論』小松和彦 いや読んだ読んだ。ほぼ再読。

正月って暇と同義ですよね。暇にあかせて実家にあった本や持ち帰った本を読了。 『密室本』 『大相撲殺人事件』小森健太郎 『クロへの長い道』二階堂黎人 『ワイヤレスハートチャイルド』三雲岳斗 『笑う怪獣』西澤保彦 『日本近代文学の起源』柄谷行人 『大…

『極西文学論』

仕事休みに『極西文学論』を少し読む。『群像』連載時にも読んでいたので。割と面白い評論、というか本だと思うんだけど、連載時から感じていた疑問が幾つか。この本では「視線」の問題が主題の一つとして据えられていて、そこでは、例えば吉本隆明が言うよ…

『春季限定いちごタルト事件』と『空の中』読了。 まぁ前者は普通かな。というか探偵としてではなく普通に過ごしていきたいという設定は そろそろ食傷気味かも。三つのシリーズ全部に使ってしまうのはどうなのかね。 『空の中』はやばい。面白いよこれ。感想…

『ファウスト Vol.4』雑感②

「」浦賀和宏 普通。割と作品内に散らばっている要素でいろいろと書けそうな作品だと思う。てか題名のアメリカといい、最後のサイモン&ガーファンクルといい仲俣暁生の『極西文学論序説』みたい。と思って仲俣氏のサイトを見たら奇妙な符号とされていた。分…

『ファウスト Vol.4』雑感

ひとまず「文芸合宿」の五短編とリレー小説、それ以外の北山と西尾の短編読了。 『子供は遠くに行った』乙一 相変わらず、読者と対象との距離を取らせるような文体や乙一らしい設定がいい。個人的には主人公ではなくその彼氏の恋人があの人だったという部分…

http://www.sankei.co.jp/news/041122/boo031.htm くだらないことを書くな。

で。大塚の論を読んでて舞城の評論?(愛媛川十三のやつ)と正反対なことも気にかかる。 舞城の論は大塚に沿って言うならデータベースを作家に与えて書かせてみろってことなわけで。 この舞城の論はあまり触れられていないし。どう言えばいいのかな。 この論…

今年度鮎哲賞、『鬼に捧げる夜想曲』『密室の鎮魂歌』読了。 あとは島田荘司読んだらだいたい今年の長編の主なのは読んだことになるかな。 あぁ恩田陸読んでないか。あと魔王城も。まぁだいたい決まったからいいか