2006-10-19から1日間の記事一覧

京極夏彦『邪魅の雫』 確かに前半を読み進めるのが退屈だという評価はわかるものの、面白い。諸手を挙げて本格ミステリとは言えないものの、操りを脱臼させていく真相は『絡新婦の理』の反転であり、巽の議論にもリンクしていく。退屈な部分も、ある種の必然…

最近、読んだものを簡単に。あとからきちんと書くかも。

新刊

『論理の蜘蛛の巣の中で』巽昌章 『アンチ・オイディプス』ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 『フーコー・コレクション6 生政治・統治』ミシェル・フーコー 『水声通信』10月号 『過防備都市』五十嵐太郎 『宿命は待つことができる』天城一 『グラン…