2004-02-26から1日間の記事一覧

古本

『退職刑事4』都筑道夫 『悪魔が来たりて笛を吹く』横溝正史 『迷路荘の惨劇』横溝正史 『秘密屋 赤』清涼院流水 『秘密屋 白』清涼院流水 『心ひき裂かれて』リチャード・ニーリィ 『煙で描いた肖像画』B・S・バリンジャー 『赤毛の男の妻』B・S・バリンジ…

『さよなら妖精』米澤穂信 ②

これまでの2作はいずれもいわゆる「日常の謎」派に属するものだったが、それはこの作品でも受け継がれている。物語の途中でいくつかの謎に出会い、それに解答が与えられるし、最後では全体を貫く大きな謎が解き明かされる。個々の小さな謎の見せ方はなかな…

『さよなら妖精』米澤穂信  

東京創元社のミステリ・フロンティア第三回配本。感想をば。角川スニーカー文庫で『氷菓』『愚者のエンドロール』の二作を刊行している作者の3作目。『氷菓』は未読だけど『愚者の〜』はかなり面白かったので、これも期待して読んだ。ううむ。どこまでこの…