古本

うわぁ。しまった。『砂の城』は青樹社文庫版を買ったんだけど、
家に帰って棚を探ると角川文庫版の『砂の城』があった…。くそう。
解説が違うからいいかとも思ったけど青樹社の方は今一つな解説。山前さんもう少し色々書いてよ。
『黒いトランク』は創元文庫と光文社文庫の両方であるけど角川文庫のが100円だったので。
ちなみに角川文庫版の解説は天城一だった。これはちょっとうれしいかも。
最後の乱歩のは初めて見た。最初は幻影城か何かに収録されてるかなと思ってスルーしたんだけど
序文とかを読んでみると『続 幻影城』の「類別トリック集成」を一般向けにわかりやすく解説したもののよう。
う〜んこれは光文社の乱歩全集に入るのかな?
ざっと見たところ『探偵小説四十年』に入らなかったら、他に入りそうなところがないかな。
でもこれに所収されてる「明治の指紋小説」なんかは『続 幻影城』にも入ってるんだよなぁ。
ちょっとあとでちゃんと調べてみよう。思わぬ拾い物になる…かも。