2007-01-16から1日間の記事一覧

森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』 ≪評価:5≫

いやぁ素晴らしい。森見の第四作は、デビュー作と第二作の雰囲気を受け継ぎつつも、さらに作風の幅を広げたものとなった。おそらく多くの感想が触れているであろう、その変化の要因はやはり「彼女」の存在。帯にもあるように天然キャラの「彼女」の存在が作…