新刊

  • 『ロック・フェスティバル』西田浩

なんだかこんな本が出てたから買っちゃった。読んだけど、はっきり言って面白みは皆無。ある程度、フェスに行ったことのある人や音楽が好きな人なんかがまぁ例えば酒の席(じゃなくてもいいけど)でグダグダ語るようなことが書かれている(サマソニとフジの方向性の違いとかそういうの)。メディア側からの分析や記事などの資料分析があれば興味深かったかもしれないけど、その辺りは正直、当たり障りのないことが述べられているばかりで新味はない。新書という媒体ということは考慮にいれないといけないけど、フェスについてのものすごく簡略な歴史と実際にどういうものかを知りたい人向け。