ニヤニヤ、またゲドババァ氏が何か言ってるw 本格というジャンル内において「本格として甘い」だの「本格ではない」という識別行為は、そのまま排除につながる、それこそがジャンル力学だということをあの方は理解していないらしい。千野氏の論はまだ読んでいないので何とも言えないけれど、そうしたことを行っていたのはあの方が言うように「評論家のみ」ではなく、評論家と作家の双方だ。いくら個人の意図がそうではなかったとしても結果としてそのように機能しているという、メタレベルに位置した批評はあってしかるべきだろう。そうした戦略的な部分を捉え損ねて、糾弾されても書いた人たちは「もうちょっとちゃんと読んでくださいよ」としか言いようがない。
細かいことを言うなら森博嗣を賞賛したのは評論家だけじゃなく作家も大勢いましたね。ちょっと今、ベスト10が手元にないので投票の件に関しては確かめられないけれど、賞賛していたのに最近は何も言わないという構図は作家も同じですね。そうした点をもって即、あなたは間違っていますねとは言わないけれど、どうしてそうした点には触れずに済ますんでしょうかね。