『i am cold＋』RIP RIG & PANIC ≪評価：５≫

先頃、再発された1stに続いて同じくprogressive lineから出された2nd。ファンクを基調としつつも限りなくフリージャズに接近していた前作から見ると幾分か、明確なリズムラインが顔を出し始め、それと共にソウル的な面も出てきておりフリーキーさは若干、薄まったかな、という感じでしょうか。しかしそれでもあくまで1stの延長線上にある作品で、より完成度という点から見ると高いと思います。やはりホーンとピアノが作るアクセントが非常に効いてる。リズムに身を委ねようとしていると、不意にやってくるスリリングな音。実にかっこいい。