1日目(8月17日)

今年も行ってまいりました、RSR。今年は見るライブがそれぞれよかった気がする。
今年も前日は小雨がぱらついていたけど、当日は曇りながらもなんとか雨ではなく。11時頃に会場に到着し、入場待ちの列に加わる。この辺りで太陽出現。しっかし毎年思うけど、なんでWESSは入場方法が手際よくならんのだろう。まず車で来た入場者とバスで来た入場者を違う列に並ばせる意味がわからんし(どうせゲートのとこでは一緒になるん)、車列に比べてバス列の方は進まないし、数人のスタッフが列を整備してるだけでロープもなんも使わないからすぐに列がぐじゃぐじゃになって横入りとかされるし。リストバンドは手渡すだけで自分でつけさせたらいいと思う。
とりあえず炎天下で二時間ほど待って(並んでいる途中で佐藤隆太あらわる。クレイジーチェック?のハットにグラサンかけてた。とりあえずびっくりするくらい背が高かった)ようやく入場。しかしここからさらにテントサイト券を交換。今年もテントは会場の一番奥なのだ。フジで友人に貸したテントを開けてびっくり。中までびしょ濡れ。なんじゃこりゃあぁぁぁ! 雨降ってたのかもしんないけど、できれば乾かしてからいれてよ・・・。雑巾持ってきてよかった。
15時頃に設置完了。まずはレッドに向かってビールを買ってSAKEROCKを見る。

SAKEROCK@RED STAR FIELD

うむうむ気持ちよい。ギターベースドラムにトロンボーンを加えたまったりなインストで、開始にはぴったり。星野源のMCも楽しげ。ただ曲の合間のMCが多くてちょっとライブがぶつ切りになってる感があった。20分程見てから離脱。

ビールを補給しつつ、トイレついでにムーンでのスペアザを様子見。開始前にも関わらず人がぞくぞくと向かっている。うーん、みんな大好きね。ここで札幌の友人(変人1号)に遭遇。二日間でこれが見納めだった。人が多いのでグリーンにおもむいて中山うりを見る。

中山うり@GREEN OASIS

今年のグリーンはフジのパレスオブワンダーにあった木造テント。キャパはないけど異国情緒漂う内装で、中ではギネスも飲めるというなかなかによろしい感じ。早速、ギネスを舐めつつライブ鑑賞。こちらもメロディラインとそこにアコーディオンが入っていることも加えて、どこか懐かしいと同時に異国情緒があって、ステージにあった雰囲気のいいライブだった。

中山うりも30分程で切り上げ、レッド前で友人と乾杯。太陽もあまり出ておらず、爽やかな風が吹き、後ろではハナレグミが始まるという絶好のロケーション、だけどなぜか永積のVoが好きでない僕は友人に怒られる。その後、一人でムーンへ。後で聞いたところではスチャダラが出てきて「今夜はブギーバック」を歌ったらしい。あーそれは聴きたかった・・・。

DACHAMBO@MOON CIRCUS

スペアザとはうって変わって人が少ないw PAまでの空間にほとんど全員が納まって、かつスペースが出来るほど。後半は少し増えたけど。ライブ自体はまぁいつものダチャンボかな。ただ今回は今一つはじけきってなかった気がする。数回見てるからかもしれないけど、最高潮になったときからの最後の押しが足りないと思った。

ラスト一曲を残してサンステへ。途中、レッドを通るとカヒミ・カリィがポエトリー・リーディングをしてた。あー横に大友さんとオルークがいる・・・。カエラとかinoも全部見たかったんだけど・・・。

井上陽水@SUN STAGE

ステージに向かっていると「アジアの純真」が聞こえてくる。入りはこれかぁ、「傘がない」じゃなくてよかった。さて陽水は一度フジで「最後のニュース」だけ見てるけど、そのときに比べると圧倒的な存在感は感じなかった。特に序盤はあまり声にも迫力がなかったけど「リバーサイド」辺りから、雰囲気ががらっと変わって空気が緊張感を持ってきた。その流れでの「少年時代」や「氷の世界」はそれなりによかったけど、「最後のニュース」ではなぜかそれが上手く出てなかったように思う。ラストの「傘がない」はすごくよかった。次はSFU!!

始まる前に東京の友人と会う。東京に行ったからなかなか会えないと思ってたのに、ここ半年で二回会ってるw ソウルフラワーを見るように言い含めて、一足先に前方へ。

Soul Flower Union@レッド

いやぁもうほんとに最高。そもそもこのバンドはライブが最高に楽しくて、しかもほんとに好きなバンドで、さらに土地的になかなかライブが見れない、こうした条件が重なってる以上、最高になるのは当然なんだけど。あいかわらず人がいることに驚いてみせる中川。「松葉杖の男」から始まって、「裏ヒット曲満載」の言葉通り、代表曲の連発。正直、感極まった。久しぶりに前方でめちゃくちゃ踊った。一つだけ残念だったのは、「海行かば〜」で音がおかしくなってたことかな。アンコールでは「こたつ内紛争」までやったし、もう今日はこれで終わりでいいやって思った。初見の友人も絶賛。

テントに戻って、帰ってた友人らと飲む。そのまま友人とサンステのKEMURIに。やっぱり今年で解散するし。

KEMURI@サンステ

KEMURIってやっぱりいいバンドだと思った。メロコアとかを馬鹿にする人って結構いて、馬鹿にしなくても好きじゃないって人も多くて、好きじゃないって意見はまぁわかる(現に僕も追いかけてまで聴こうとはしなくなってるし)。でも一貫した姿勢で、ちゃんと聞かせる曲を作り続けてきたバンドは強いなと感じた。サンステに行くと人がかなり多くて、ライブ前からどこか湿っぽい雰囲気があった。でも演奏が始まるといつもどおりの楽しいライブをして、フミオも解散のことには触れず、あくまでフェスに来た人を楽しませようという姿勢で最後までいて、それがすごくよかった。

その後はサンパウロの音を聴きつつ、テントで明け方まで飲む。稲川淳二見たかったけど、人多いから止めた(案の定、見れなかった人多数らしい)。

二日目は後ほど。