7月26日、27日

すでにお伝えしているようにフェリー出港時刻の10時半に目覚める。10分間、奇声を発したり床に頭を打ち付けたりしたあとに現実に戻り、チケット購入に外出。19時半に出港。すぐに数時間寝るも、冷房が寒くて起きる、喉が痛い。しかも風邪っぽい。冷汗が出た。とりあえず服を着込んで毛布にくるまり持ってきてた葛根湯(自分GJ)を飲む。そのおかげで苗場に着く頃にはちょっとましになってた。
新潟港に着いたら速攻でタクシーを拾って新潟駅へ。そして越後湯沢まで新幹線で。湯沢、17時着。今年はシャトルバスがわりといい感じで動いてた。途中、すでに到着してる友人から電話。昨日からテンションが低い自分と、すでに出来上がってる友人。若干、不機嫌になる、すまぬ…。バス中で友人から前夜祭のスケジュールが送られてくる。FLOGGING MOLLY少年ナイフの名前にテンション上昇。18時過ぎに苗場着。急いでテントを立てて会場入り。やっぱり人多い。山口からの友人と合流。とりあえず乾杯。苗場食堂のチャーシュー激ウマ。

◆前夜祭ライブ

一発目はFLOGGING MOLLY。このバンドが外れるわけがない。アイリッシュ最高。このとき気付いたけど、今年はレッドのPAが低くなっててPAの後ろからでもステージが見えてた。こいつはいい。その後、レッドの後ろの林でまったりする。いつもいつも寝過ごす友人はこの時点でやはりお休みになられる。少年ナイフは最近、聴いてないけど相変わらずいいバンドだった。やっぱこういう音いいよね。続いてPAINPROOF CIRCUS。よくわからないバンドだった。最初はなんとなくジャズちっくな音と女性Voだったので、おっと思いながら聴いてたけど途中からやたら激しい曲になったりしたので、???。この頃には山口からの友人も爆睡。しばらくたってから二人を叩いたり鼻つまんだりして起こす。

テントへ帰って寝ようとすると問題発生。鍵が開かない。よろず屋相談所に行くとものすごい可哀想な顔をされる。器具を借りるときに笑顔で「みなさん二時間くらいかけて開けてます」と言われてびびる。実際は一瞬で開いた。ちゃちな鍵でよかった。

7月28日

今年もテントサウナで起床。ハリウッドスターを見るためにぺ君と共に会場へ。帽子の人が言うところのハリウッドスターを予想しあう。「ケビン・コスナー、微妙やな。」「シルベスタ・スタローン」「それは微妙やw、ただしエイドリアーンてしたらめっちゃあがる」「あがるな」「まぁオレの予想はジョニー・デップやけどな」「ないないw、どうせ誰かのそっくりさんやろ」
オーランド・ブルームでした。
まじでスターやん!ジョニー・デップてちょっと近いやん!!オーランド・ブルームは普通にかっこよすぎた。奴が出てきた瞬間、前方に向かって駆けていく女女女。ちくしょう。そういえば後でポーランドブームとか言ってたぺ君は恥ずかしさにのたうちまわるべきなんだ。忘れないようにここに記しておこうw

その後、ストチーを軽く見てからところ天国へ。ここも去年に比べると人は増えたけどやっぱり落ち着けるなぁ。天国バーガーも並ぶ人が…。この日は並んだけど、結局三日間で一回しか食べなかった。まったりしながら流れてくるSAKEROCKクロマニヨンズを聴く。どちらも普通。そしてヘヴンにて桜組のピザ。やっぱりこれもうめぇ。でもやっぱり一日目しか食わなかった。人並び過ぎなんだよ。それからオレンジのNATSUMENへ。

NATSUMEN@オレンジ

ここも人が多くて後ろの方にて。一曲目にいきなりPills to Kill ma August。でも正直、音が小さかったのとあまり演奏に入り込めなくて最初はうーむと思ってた。でも最後にNatsu no Mujinaをして、これはかなりよかった。もっと前で見ればよかったかな。


それからヘヴンの加藤登紀子を少し見る。モンパチの曲をカバーしててびっくりした。後から知ったけど『紅の豚』の曲、一曲やったのね…。聴きたかった。そしてホワイトの百鳥オーケストラ。うん、CDより断然良い。CDだとちょっと単調に感じるけど、ライブだと生音の良さがきちんと伝わってきた。人もやたらと多くてVoの人が終わった後に泣いてたのが印象に残ってます。

GANGA ZUMBA@ヘヴン

それからヘヴンにてミヤさん待ち。ん〜、この音はどうなんだろ? BOOM好きの自分としては非常に楽しめたんだけど、ブラジル系の音とか沖縄の音とかをまぜこぜにして割りとPOPな曲に仕上げてて、人によっては中途半端って感じる人もいるかもしれない。でもこういう音って貴重だと思う。蝦夷でもガン見させていただきやす。知人のぺ君は「あんなワイルドなのはBOOMの人じゃない」って嘆いてた。にしても宮沢はほんとに歌がうまいね。音が外れない。

OOIOO@オレンジ

その足でオレンジへ。なんだか夏麺よりさらに人がいる印象…。久しぶりにみた彼女らは相変わらずでしたよ。新譜をちゃんと聴いていないので知らない曲ばっかだったけど、まぁさすがだわな。奇声上げたりトランペット吹いたり。楽しかった。欲を言えばBe sure to loopが聴きたかった。


ぺ君は途中でBLACKALICIOUSに行く。自分もちょっと見たかったけど、もれ聞こえてくる音がもろなHIPHOPだったので止めてそのまま矢野顕子を待つ。正直、曲あんまり知らないんです。でもすごい心地よかった。あの空気はなかなか経験できるもんじゃないなと思う。くるりのバラの花をカバーした後辺りでトイレが我慢できずに抜け、そのままヘヴンの北部ミシシッピーのみなさんへ。感想は…正直、普通。ジャム的な音を期待した自分も悪いんだけど。いや、音は厚いしかっこよかったんだけど、それ以上のものがなかった。ので途中で抜ける。次にマルコス・スザーノ見るかホソノを見るかで悩んで、結局スザーノに。

マルコス・スザーノ@アバロン

よかったですたい。最初はずっとドラムとパーカスのセッション。いやこの二つであそこまでトランシーな空間が作り出せるのな。なんというかずっと聴いてると頭の中で音が鳴ってるような感覚になってきて気持ちよかった。途中から勝井さんが参加。あのバイオリンの音色が入って気持ちよくないわけがない。と言いつつも、一方でちょっとこの音色に食傷気味な自分がいて(気持ちいいんだけどROVOとかと同じような曲に感じてしまう)、終わる前に抜け出してヘヴンで一人で酒を重ねてました。

上々颱風@ヘヴン

ごめんなさい。色物バンドと思って完全になめてました。後ろで酒飲みながらまったり見ようと思ってた自分がバカでした。上々颱風、最高でした。そりゃチンドン太鼓とか三味線とかあって、嫌いなわけないよな。しかもめちゃくちゃVoの人、盛り上げ上手だし。MC楽しかった。SFUというより、モノノケ好きなら絶対に好みだと思う。あれよりも演歌調だったり歌謡曲調だったりするけど。最後はLet it beのカバー。これはまじで感動。まぁこのころにはかなり酩酊しててあんまり覚えてない。終わった後に横にいた人と乾杯。できればそのまま話してたかったけど、MADNESSのために離脱。

◆MADNESS@ホワイト

本当なら上々颱風は途中で切り上げて、頭から見るつもりだったんです。でも上々颱風の楽しさに負けたんです。一曲目のone step beyond聴けなくてつらかったです。でも5,6曲しか見れなかったけど、こちらもやたらと楽しかった。もうメンバーも含めて、ホワイトにいる人が後ろの方までみんな笑顔なの。アンコール一回やって、終わりかなぁと思って帰りかけたら、GAZが「One more?」って言ってアンコールもう一発。しかもまさかのin the city。やっぱりスカのライブは楽しいと再認識した日でした。


その後は急いでレッドまで戻ってTUCKERをちょっとだけ見る。楽しげ。そして友人たちと合流するも上々とマッドネスにて極度の疲労が蓄積されたので一足先にテントへ戻り就寝。用意をしてたらパレスから勝手にしやがれの演奏が聞こえて来る。うむうむ楽しげ、と思いながら就寝。

続きはまた。なんだか今年はさらにグダグダだ。文才無くてごめんなさい。早くスーファリのライブ感想書きたいんです。一言言っておきます。スーファリ素晴らしかったんです。