前々日(7月28日)

今年のフジは28日からスタート。朝起きてから最後の荷物をポーターリュックに詰めこむ。(荷物最小限に命かけてます。さすがに今年は船合わせて6泊なのできつかった。)駅まで行ったところで早速、寝袋を忘れたことに気付き凹む。
フェリー乗り場に着くも売店にパンがない。仕方なくリッツで朝昼食を取る。そんな自分にまた少し凹む。フェリーではひたすらに寝る。夕食はプリッツサラダ味。おいしい、けど物足りず。米粒の誘惑に負け、1個150円の焼おにぎりを注文。出てきたおにぎりの小ささとその程度の誘惑に負けた自分にまた少し凹む。

前日(7月29日)

朝起きると同じ部屋の人に話しかけられる。同じくフジに行くとのこと。二人で軽く盛り上がる。新潟港に着く。さっきの人と一緒に降りようとするも部屋の時点で「じゃあ苗場で」とにこやかに言われる。わりと凹む。新潟港から新潟駅までバスに乗る。運転手に料金を聞くと210円と言われる。だけど駅に着いてみるとみんな180円を払っている。さ、詐欺だ。あわてて両替をしようとして小銭を撒き散らす。女子高生に軽く笑われる。わりと凹む。電車でもひたすら寝る。越後湯沢に到着。40分ほど友人を待つ。シャトルバスを待ってると雨が降り出す。去年のことを思い出して少し凹む。
苗場到着。
今年はリストバンドをもう配布していて、自分で付けるようになっている。しかもICチップ?付き。初めて午後3時くらいに着いたのにすでに多くのテントが建っている。結局、例年よりだいぶ遠いところにテントを張る。(にしても今年はキャンパーが多かった気がする。あと女性専用のキャンプサイトを作るのはいいけど、それはもっと徹底してほしい。男も混じってたっつーの。)午後6時くらいまでだらだらと過ごす。その間に叫んでいる外国人と話をする。北海道からと言うと異様にテンションが高くなる。「すすきの大好き」と連発される。会場に入る。オアシスでいきなりMUSICの4人発見。一昨年も去年も見たので特に何とも思わず。早速、ケバブを食しハイネケンで乾杯。うん、やはりうまい。でも例年より味が濃いし、作りも雑。前夜祭恒例の盆踊り。初体験。難しい。3回くらい繰り返したところで飽きる。そうこうしてるうちにライブが始まる。

  • FERMIN MUGURUZA KONTRABANDA

OZOMATLIの音にもう少しパンクっぽいのを足した感じ。一昨年のクロージングバンドに似てるかな。取りたててすげぇとは思わず。

  • THE BLIND BOYS OF ALABAMA

これはよかった。ほんとに盲目の人たちらしい。何人かは治ったらしいけど。
曲の区分はなんだろ。ゴスペル?なのかな。その辺りよくわからんけども。それぞれの声が渋いしハモリも素晴らしい。これはぜひ夜空の下で聞きたいと思った。

正直、かっこよくなかった。普通のロック以外の何物でもないような。しかもメロディもアレンジも普通。Key.の人はなんかやたらテンション高くて笑えた。だいたいキーボードのくせにほとんどタンバリンしかしてないし、Voにキーボード取られてるんだから。

  • THE BEES

なんとなく名前からパンク系の音を想像してたら全然違った(笑)。カントリー的なところとジャムっぽい演奏の部分があったりと面白かった。曲もよかったし。



その後のJUDEは見ずにテントへ。だってなんかベンジーもういいよ、ってとこがあったから。でも見た友達によるとよかったらしい。なんかドラムが20代前半くらいだったって言ってたけどほんとなのかな。そしたらすげぇ。テントに帰って明日の用意をして就寝。と思いきや風が強くてテントがバタバタいう。なかなか寝れず。

1日目(7月30日)

午前7時過ぎに起床。相変わらず風が強く、ときおり雨も降ってた。ただ毎年のようなサウナ状態にはならず。助かった…。始まるまでだいぶ時間があるのでカレーを食いつつ、オフィシャルグッズの列に並ぶ。約1時間後。手にバッヂのみを持って出てくる。いや〜今年のTシャツはいいのが全然なかった。もうそりゃびっくりするっての。バッヂもあんまりよくないしさ。ちょっと手ぇ抜いてないかい。気を取りなおしてリトテンのためにWHITEへ。

うむうむ。気持ち良い。特に言うことはないけど、前に行った友達が言うには音のバランスがあまりよくなかったみたい。後ろで聞いてる分にはあんまり気にならなかったけどなぁ。

orgのスタッフをしてる友人に会うためORANGEへ。そしたらびっくり。え?赤犬でなんでこんな人いるの?赤犬て結構マニアックなバンドと思ってたんだけど。大阪以外でも活動してたの?大阪だとよくドーベルマンとかとやってたけどさ。にしても盛り上がってました。音だけ聞いてみると勝手にしやがれとかPE`Zとかに近い。まぁその二つよりも歌謡曲のメロディを多く取り入れてるからより聞きやすい。まぁその内容はバカだけど(笑)「うんこの歌」はよかったなぁ(笑)頭から離れんし。たぶん今年のフジの裏ベストに挙げる人が多いと思われ。

  • 田野城寿男

そのままorangeで友人とまったりしつつ田野城寿男を待つ。いや、人がいないいない。演奏は何の前触れもなくいきなり始まる。前に書いたようにフュージョンジャズ。かっこよかったけど特にすげぇと思うところもなかった。あと田野城さんの声はやたら渋かった。ラジオのDJにいい感じ。


眠い。続きは明日以降に。